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故事成語 (講談社現代新書)
本, 合山 究
によって 合山 究
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ファイルサイズ : 26.46 MB
内容(「BOOK」データベースより)人生禍福のとらえがたさを示す「塞翁が馬」、滅びゆく美しきものを惜しむ「佳人薄命」、政治的心理の恐ろしさを表わす「狡兎死して良狗烹らる」、恋人同士を結ぶ“赤い糸”の出典「月下氷人」。悠久の中国が生んだ風格ある言葉の森を歩き、人生の底知れぬ奥行を読み味わう。著者について1942年、大分県生まれ。1966年、九州大学文学部卒業後、1970年、同大学院博士課程修了、九州大学助手を経て、現在、九州大学教授。専攻は中国文学。著書に、『論語解釈の疑問と解明』――明徳出版社、『明代清言葉』『清代清言葉』――ともに講談社――ほかがある。
ファイル名 : 故事成語-講談社現代新書.pdf
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70くらいの故事成語を一ずつ、背景となった中国の故事の解説とともにその意味をじっくりと説明してくれている。著者は中国だけでなくいろいろと西洋の思想家の本にも詳しいようで幅広い知恵を授かることができる。中国では成語にはかならず故事があるので、わざわざ故事成語というのは日本でのいいかたで中国では成語だけでよいというのはさすが中国だと思った。以下はいくつか自分がいいなと思った成語。呉越同舟−本当の意味は敵対するもの同士も同じ船にのると利害が一致して助け合うという意味。日本人は意味の半分までしかわかってない。濫吹(らんすい)−大勢の楽団で笛を吹くときは一人くらい吹いてなくてもわからないもの。無能がまぎれこんでいることを言う。無用の用−いっけん意味のないように見えて実は意味があること。探査機はやぶさなんかがいい例。長い目で見ると人類に大きく貢献してほしい。狡兎(こうと)死して良狗(りょうく)烹(に)らる−兎狩りの終わった猟犬には用はない。役割がすんだら優秀な部下は邪魔物になる。瓜田(かでん)に履をいれず、李下(りか)に冠をたださず−人から怪しいとおもわれるようなことはするなということ。断じて敢行すれば鬼神もこれを避く−つよい意思さえあれば何者も恐れるものはない、ということ。尾を泥中(でいちゅう)に曳く(ひく)−殺されて甲良をお屋敷に飾られるよりも、のんびり尾を泥につけてるほうが亀は幸せということ。馬耳東風−東風って春風とのこと。春風がやさしくふいても馬の耳はきもちよくしてるだけで反応しない。断腸の思い−ものすごい苦しい思いという解釈は日本のもの。本来腸にはセンチメンタルな感情をつかさどると考えられた。心さびしい思いが本来の意味。
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