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茶花がたり 心の花を入れる

, 泉本 宗悠

によって 泉本 宗悠
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内容(「BOOK」データベースより)茶席で唯一生命を宿すもの、それは茶花。生命を形に変え、一会を彩る茶花の写真120点に、“心のことば”を添えてお贈りします。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)泉本/宗悠 昭和21年(1946)6月30日生まれ。本名・一馬。同50年4月、裏千家学園(現・裏千家学園茶道専門学校)卒業後、裏千家今日庵に入庵。現在、今日庵業躰として全国各地で茶道指導にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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先日、著者、泉本先生の講義を拝聴する機会を得ました。そのとき、心に残った言葉が幾つかあります。「外で満開の桜を見てきた客を招くのに、爛漫の陽気を茶室に持ち込んだとしても何の馳走にもならない。気も漫ろになるこの時季だからこそ、茶室には外の陽気で浮かれた心を静める花を入れるべきである」。「昨今、茶事や茶会の際、珍しい花を入れたがる方が多いが、そんな必要はない。そこに咲いている花でよい」。「自分の庭に咲いた花を当日、茶会や稽古場に、バケツ一杯持ち込む方がいるが、亭主はその日の趣向や花入に合わせて、花の準備をしている。花を持っていく場合には事前に連絡をする。また、花入にすぐ入るように下処理し、選び抜いた数本でよい」。「茶花には基本的に大きな実のもの、特に柿や栗など食用のものは用いない。茶花は今から芽吹こうとする命の輝きを愛でるものであって、成熟し完成した実のものは、その趣旨から外れてしまう」。特に、「実」の話は、目から鱗が落ちました。

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