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ラテンアメリカの新しい伝統―「場の文化」のために
本, 里見 実
によって 里見 実
4.7 5つ星のうち 1 人の読者
ファイルサイズ : 23.66 MB
内容(「BOOK」データベースより) 民衆本、新しい歌、らくがき、壁絵、識字教育、演劇ワークショップ…。ブラジルで、チリで、コロンビアで、人々は生活のなかから「対話としての芸術」を、「夢見る力」を紡いできた。ラテンアメリカで息づくブレヒトの思想を読み解き、フレイレやボアールらの実践に日本での試みを重ねあわせる。民衆文化運動の豊かな水脈を掘り起こす刺激的な論集。
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以下は、ラテンアメリカの新しい伝統―「場の文化」のためにに関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
僕は教育の世界には疎い人間なので、著者が有名な教育学者であることは全く知らずに購入。そのような人物だけあって、パウロ・フレイレの教育論がきっかけで南米のオルタナティヴな文化運動に関心をいだくようになったという。安い古書を買うと、以前の持ち主による書き込みが加えられていたりする(いわゆる痕跡本)ことがよくあるが、僕が入手したこの本は、何かの勉強会のテキストとして使われていたのか、熱心に読み込み、討論した跡がうかがえる膨大な量の書き込みと傍線が鉛筆で加えられている。ここまで読み込んだ本をなぜ手放したのか、討論は実のある成果を残せたのか、非常に気になるところである。興味深かったのが、ブラジルのブレヒト受容とその産物である演劇運動を記した章で、日本ではボサノヴァもシネマ・ノーヴォもバラバラに紹介され、トロピカリズモがジャンル横断的な文化運動だったことはそれなりに言及はされるものの、その全貌がどのようなものだったのか、がいまひとつつかみがたいものになっているだけに貴重。70年前後(68年といってもいいのだが)に登場した日本のロックやフォークの音楽家たちの多くはアングラ演劇に何らかのかたちで関与したが、ブラジルもまたしかり、だったことがよくわかる。
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